小学生の子どもと冬の金剛山登山で樹氷を見た!

大寒波が到来し、週末もついつい家の中に引きこもりがち。
ですが、なんと大阪の金剛山という山で樹氷を見られることを知りました。
それだけでなく、雪だるまを作ったり、ソリで滑ったりなどの雪遊びもできるくらい雪が積もるようです。
これは行ってみなければ!ということで、小学生の息子たちに「雪遊びができるで〜」と金剛山登山に誘い出しました。

金剛山 登山地図 ルート

金剛山登山の地図は、こちらの南海電鉄のサイトでpdfファイル形式で入手することができます。
もちろん無料でダウンロードできます。
必ず印刷して持っていきましょう。

 

ウチの家族は「モデルルートA」のコースで行きました。
金剛山登山口バス停付近にいくつか有料駐車場(1日600円くらい)があるので、そこまで駐車し、まつまさ前から登りました。
国見城跡(山頂)→ピクニック広場→伏見峠を経由し、金剛山ロープウェイ前バス停まで降り、帰りは金剛山登山口バス停まではバスに乗り、そこでマイカーに乗り換えて帰りました。

 

このコースの逆回り、つまりロープウェイ前バス停から登り、登山口バス停に降りる方法もあります。
しかし、そうすると、ピクニック広場で子どもたちが時間たっぷり雪遊びしてしまうと、残りのルートを歩く時間に余裕がなくなってしまうと思います。

 

あと、上記の南海電鉄の地図のルート以外にいくつもルートがあるようですが、小学生と家族で登る場合、分かりやすくて迷子になることのないルートが一番なので、この地図どおりのコースをおすすめします。

 

また、近鉄電車も金剛山登山マップを提供しています。
こちらはどちらかというと見どころマップ的なものなので、私個人的には南海の地図がおすすめです。

金剛山へのアクセス

自動車で行く場合のアクセスはこちらの地図に詳しく出ています。
阪和自動車道 美原南ICで降り、国道309号線を東へ進み、府道705号線でアクセスします。
電車を利用する場合は、南海電車河内長野駅か、近鉄電車富田林駅からバスを利用します。
どちらも、バスの所要時間は35分から40分程度でほとんど変わらないようです。

 

バスの時刻表はこちらです。
河内長野駅→金剛山
富田林駅→金剛山

 

金剛山の駐車場

金剛山の登山口まではマイカーで行くことができます。
メジャーな登山口は2つ。
一つはバス停「登山口前」
もう一つはロープウェイ駅前です。
どちらにも、周辺に有料駐車場が充実しています。
1日600円ほどです。

 

ウチの家族は登山口駅前の駐車場を利用しました。
ロープウェイ駅前の駐車場のサイトはこちらです。
340台近く駐車できるようです。

 

一つ問題なのが、路面が凍結していないかどうかということです。
私はマイカーにスタッドレスタイヤを履かせていないので、路面状況がどうなっているか気になっていました。
金剛山付近の道路状況をあらかじめ知っておくため、いろいろ検索してみると、このようなブログを見つけました。
金剛山で遊ブログ

 

金剛山の公式サイトのブログみたいなものですが、最新の道路状況が更新されています。
私がチェックしたときは

ノーマルタイヤで通行できます。
ただし、状況は変化しますので、 チェーンまたは雪用タイヤの準備をお勧めします。

と書いていたので、とりあえずは一安心。
マイカーで登山口まで行くことにしました。

 

ですが、念のため、タイヤチェーンを通販で購入することに。
ここのタイヤチェーンが安く、レビューの評価も良かったです。

金剛山登山のための装備

樹氷が見られるくらいの山なので結構寒いです。
本格的な冬山登山のような重装備は必要ありませんが、寒くない服装をしておきましょう。
日常生活の冬の服装+アウトドア用のインナーシャツ
ただし、ズボンはジャージの下、
あとは頭や首元を冷やさないためのニットキャップやネックウォーマー
手を冷やさないための手袋を着用しました。

 

手袋は結構薄手のものを使ったのは失敗でした。
相当かじかんで、冷たい思いをしました。

 

重要なのは雨具です。
山の天気は変わりやすく、冬の雨に当たって身体が濡れてしまうのは相当危険です。

 

私はこちらのポンチョを購入しました。
コンビニとかで売っている安いビニールのものより格段にしっかりしています。
しかもコンパクトに収納できます。
結局、使う機会はありませんでしたが、これは作りが良くておすすめです。

金剛山にはアイゼンが必須!

金剛山は登山者が多く、登山道の雪は踏み固められ、氷となってツルッツルに滑りやすくなっています。
なので、氷に足裏をしっかりと噛みつかせるためのアイゼンは欠かせません。

 

とはいえ、本格的な冬山登山用のしっかりしたアイゼンは用意する必要はありません。
安価な4本爪の軽アイゼンで十分です。
千数百円で購入できます。

 

私の知り合いに南大阪在住の人がいて、小中学生のころは耐寒登山で金剛山に登ったそうです。
やはり学校で軽アイゼンを購入させられたそうですから、これで必要十分なのでしょう。

 

あと、固定ゴムが万が一破損したり、固定力が十分でないときに備えて、ナイロンの結束バンドと小さめのニッパーを携行しました。
実際、次男の足のサイズがまだ小さく、アイゼンがずれましたが、結束バンドで固定して解決しました!
100均やホムセンで購入すればよいと思います。

金剛山のピクニック広場で雪遊び

ライブカメラのある山頂でも雪遊びすることはできるかもしれませんが、多くの人が食事をしており、あまりお勧めできません。
それよりもピクニック広場のほうが大勢の子どもが雪遊びしているので、大っぴらに遊べて良いでしょう。

 

リュックに小さなスコップでも忍ばせておけば、結構使えて楽しめると思います。
また、傾斜になっているところもあるので、ソリで滑って遊ぶこともできます。
ただ、登山に普通の箱型のソリを持っていくのは大変ですよね。
そこで、こんなペラペラの携帯用ソリがあるのでご紹介します。
私たち家族は、このソリの存在を知らなかったのですが、金剛山で使っている人を結構見かけましたよ。